2019年の「牛窓クラフト散歩」は、被災地支援に取り組みます。

「第四回牛窓クラフト散歩」（２０１９）に向けての協議を重ねていた折も折、昨年7月に発生した西日本豪雨では岡山も甚大な被害を受けました。被災された皆さまにおかれましては、心よりお見舞い申し上げます。

　「身近な暮らしに寄り添う街角クラフトフェア」を理念に掲げてきた牛窓クラフト散歩・実行委員会では、家や家財道具を失い、避難生活を余儀なくされている方々に向けて、私たちが取り組める支援活動について話し合って参りました。事務局には、これまで牛窓クラフト散歩に出展して下さった県内外の作家からも、「何かお力になれることがあれば、被災地支援に協力したい」といった内容の問い合わせが後をたちません。

　このホームページのトップ（表紙）を飾る絵は、前回に引き続き画家の鈴木恵美さんに依頼しました。

　その絵の中には一輪の花が描かれています。手仕事に従事する作家の「手」から被災された方々の「手」にクラフト作品（小さな花）を届けるために、２０１９年に予定していた「第四回牛窓クラフト散歩」を取りやめ、作家と被災者をつなぐ役目を担うことに決めました。

　私たちの出来る活動は些細な試みにすぎませんが、「身近な暮らしに寄り添う」という基本理念がぶれないように歩んでゆく所存です。

　第四回を心待ちにしてくださっているクラフトファンの皆様への報告が遅れてしまいましたことをお許しください。

　「２０１９年牛窓クラフト散歩／西日本豪雨・被災地支援」の活動内容等々につきましては、ＨＰにて随時ご報告致します。

「牛窓クラフト散歩」実行委員会一同